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我儘ぶりっこのナツキは可愛すぎる
第1章 1起
夏休みの最終週、2泊3日で勉強合宿がある。

場所は信州のホテル。

この時期はスキー客を見込めないため、各ホテルでは、勉強合宿用に学校や予備校、塾の生徒をお客として招きいれて稼ぐ。

当塾でも、勉強合宿参加者を募ったところ、20数人の生徒が参加をした。

下は小4から上は高3まで。

1対1の個人指導で勉強を先生が見るのだ。

電車やバスを乗り継ぎ、東京から3時間ほどでホテルに到着した私たち一行は、午後の3時から早速授業に入った。

東京に比べれば、気候的に過ごしやすいとはいえクーラーはない。

日中は、教室となる部屋はかなり蒸す。

勉強部屋は個室ではなく、スキー用のロッカールームの大部屋で、先生がおのおの自分の受け持ち生徒を指導する。

私の受け持ちは、小6の男の子で来春受験。

算数の強化を図るためにここへ来た。

問題演習をさせている間、すぐ前の机で勉強をしている女子がいた。

彼女は受け持ちの女性の先生に何度も何度も同じ間違いを指摘されて、少しうんざりしたような雰囲気を見せていた。

ストレートの黒髪を手でくるくると回しながら、時おり手櫛で髪を梳かすと、私のところへ好い香りが漂ってくる。

後ろから横顔がちらりと見えた。

大きな目と長い睫毛にピンクの厚い唇が、印象的な美少女だ。

おそらく高校生だろう。

こんな山奥にきて、どうしたものだろうと思っていた私は、楽しみを見つけることが出来て、少しウキウキした気分になった。

午後の授業が終了すると夕食とお風呂だ。

その後にも夜の授業が9時まで続く。

9時以降は、勉強しても遊んでも構わないことになっている。

小学6年生はそんなに遅くまで勉強させられないため、10時で授業を打ち切って本人を寝かせた。

私は自分の役割を終え、職員室でタバコをくゆらせていた。
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