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我儘ぶりっこのナツキは可愛すぎる
第3章 3転


すると、おずおずと彼女の右手が私の足に伸びてくる。

奇跡だった。

十中八九ありえないはずの行動。

私はその瞬間、確信した。

彼女は、左手で体に巻かれたタオルをしっかりもち、右手で私の足裏に触れ、少しずつ揉み解してきた。

「気持ちいい・・・ですか?」

「ああ、とっても・・・そっちにもやってあげるね」

私は、彼女の桃色に染まった肩に、お湯を何度かかけてやる。

そして、そっと二の腕に触れた。

びくんと反応した彼女の体だったが、3本の指で優しく触れた。

滑らかな肌触りだった。


何度か擦りながら、彼女の耳元に口を近づけ

「名前はなんていうの?」

と囁く。

「ナツキ・・・です」

「ナツキか・・やっと教えてくれたね」

もうその頃には二の腕だけではなく、肩や首すじの辺りまで触れても、抗う様子がなかった。

そして、とうとう彼女の手を掴み、ぐいと体を引き寄せると、私の足と彼女の足が互い違いに絡まりあい、抱き合う姿勢になった。

彼女は、観念したように私の肩に顎を乗せてくる。

どうやら、湯に当てられ、頭の中がぼうとなってしまったようだ。

「でようか?」

「や、恥ずかしい・・・」

「でも、のぼせてしまうよ」

「だって・・・」

彼女は、そのままぐったりとなって、気を失ってしまった。

本音を言えば、風呂場でえっちしちゃいたかった。

高校生のお尻を抱えて、ちゃぷちゃぷと湯の音をさせながら、後ろから何度も何度も責めたかった。
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