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ハンカチの君
第20章 悠馬
松本悠馬は昔からモテた。
頭も良くて身長も高く整った容姿をしていたので当然だった。

特に女に不自由することなかった。
その辺を歩いていたら声をかけられて、一夜限りの関係を持つこともザラだった。

ただ執着されるとめんどくさいので同じ女は2回も抱くことは滅多にしなかった。
そんなことしなくても女が湧いてでたので、困らなかったのもある。

大学2年生になった。
新入生歓迎会で、真っ黒な黒髪ストレートヘアの悠馬の好みの美女がいた。
服装は全く気に入らなかったが、顔と胸は今まであった女の中で一番タイプだった。

殆どの女は悠馬が座っていると話しかけてくるので、その女も話しかけてくると思った。
しかし、悠馬を眼中に入れることもなく楽しそうに女達と話し込んでいて、気に入らなかった。
しかもその女がサークルに入らないと聞こえてきたので、慌ててその女の隣に座った。

その女は田中圭子だと名乗ったが、悠馬に興味がないのか連絡先を聞いてはこなかった。
解散になりそうになり、悠馬から慌てて連絡先を聞いた。

照れ屋なんだろうと思い、悠馬の方から折れる形で毎日メールを送ったが、一向に遊びに誘われなかった。

学費を払っていてアルバイトが忙しいと聞いて、悠馬の周りにはいないしっかりした女性なんだと思った。
会わない間にますます圭子への想いが募った。

だから悠馬から初めてデートに誘った。
サークルの女子が素敵だと言っていた新しくできたイタリア料理の店に誘った。

数ヶ月ぶりに会った圭子は、美しかった。
何より前より大きくなったのではないかと思うほどその胸に釘付けになった。

早くこの胸を揉みしだきたい想いでいっぱいになり、とりあえず告白をしようと思った。

悠馬にしては珍しく、緊張して大きな声が出てしまった。
オッケーの返事をもらった時は嬉しくてすぐにラブホテルに連れ込んだ。

圭子が処女なので戸惑っているのは分かったが、自分の気持ちを優先して強引に推し進めた。
今まで女子に拒絶されたことなどなかったので、圭子も戸惑っているだけで喜んでいると思っていた。

これから毎日この大きな胸を好きにできるかと思うと喜びでいっぱいだった。
なのに、その日を境に圭子から連絡は途絶えた。
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