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ハンカチの君
第20章 悠馬
圭子から連絡がなくて、イライラしていた。
そもそも付き合うことになったのだから、どんなに忙しくても返事は返すべきだし、会う時間を作るべきだと思った。

待ちきれなくなったので、大学で圭子を探してトイレに連れ込んだ。
圭子を見た途端下半身がみるみる膨らんできて爆発しそうになったからだ。

圭子めがけて精液をぶっかけると少しだけ気分が落ち着いた。
なのに、圭子が別れるとかアホみたいなこと言い出したので頭にきた。
こうなったら俺に逆らわないように徹底的に調教してやろうと考えた。

圭子を裸体のまま校内を歩かせて、おしっこをしている写真を撮って脅した。

それ以来、悠馬が呼び出せば圭子はいつでも来た。
買い出しをさせてご飯も作らせて、風呂の世話もさせた。
悠馬がやりたいときにやりたいプレイが好みの女でできるのは最高だった。

だけど年月が経つにつれて、反抗的になってきた。
基本的なことには逆らわないものの、同棲を拒否する、セックスし終わったらすぐに帰るようになった。

何となくムカついていた時にアパートの管理人の美智子に誘われた。
時々逆ナンされて圭子のいない時に女を連れ込んでやることはあったが、既婚者の知人に手を出すようなことはしなかった。
だが、大きい胸の形が圭子に似ている気がして味見程度に手を出してしまった。

美智子は圭子と違って濡れやすく、気分が良かった。
圭子はどんなに調教しても濡れにくくてそれも不満に思っていた。
美智子は旦那に不満があるらしく、若い男とセックスができるのにハマってしまい、悠馬のどんな要求にも答えてくれたので楽しかった。

美智子からくるメールもエロい内容ばかりで興奮した。

でも圭子と別れる気にはならなかった。
圭子は見た目がよくて気が利いて、友人達に自慢できる彼女だったからだ。

だから圭子にお灸をすえるつもりで、美智子とセックスしている最中に呼び出した。
それまでに美智子と関係があることをそれとなく匂わせていたので、圭子は感づいたようだった。

これで圭子も別れたくないと縋り付いてくるだろうと思っていたのに、圭子は美智子のことに触れることはなかった。
それどころか、美智子とも連絡が取れなくなった。
いきなり管理人を辞めたと聞いて無性にイライラした。
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