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ハンカチの君
第21章 美玲
美玲は清一郎と名乗る圭子のヘルスの客だと思われる人物に言われた通りにラブホテルで、1人で待っていた。

清一郎は美玲に、圭子の写真をお金を払うので消して欲しいと連絡してきた。

圭子すらしらない美玲の連絡先を知っているのは不思議だった。
しかし、それよりも圭子のことが気になっていたので、清一郎から情報を引き出した。

清一郎によると悠馬とは話が付いていて、圭子が払えないお金を払う代わりに、圭子とセックスする許可を悠馬に貰ったらしい。

悠馬と別れているのだし、清一郎がお金を払って悠馬から圭子を買う理由はないと思った。
悠馬は強引なところがあるので、訳の分からない理屈を並べて清一郎と圭子が言いくるめられたのだろう。

美玲には関係のないことだし、興味もなかった。
興味があったのは、清一郎が圭子を犯す様子を悠馬が見るという事実だった。

だから、美玲は清一郎に提案した。
お金はいらないので、自分もその様子が見たいと。
圭子が陵辱されている様が見れるなら、喜んで写真を消すと約束した。

本当は写真を消すつもりはなかったが、消したと言い張ればいいだろうと思った。

清一郎が許可したので、悠馬と約束したラブホテルの部屋を教えてもらった。

ラブホテルの中のパネルの横にある電話でスタッフに清一郎の名前を告げると部屋の番号を教えてもらえた。
そのままその部屋に入った。
まだ誰もいなかったので、ベットに座って深呼吸をした。

今からここで圭子が犯されたいるところを見れるのかと思うと、それだけで体が熱くなってきた。
股の間から卑猥な汁がぬめりと出てきた。

美玲が足をもじもじさせて持っていると、最初に悠馬が来た。
悠馬は怪訝そうな顔をして美玲がいることを非難した。
しかし、美玲は悠馬の視線は気にならなかった。

興奮してきたので裸になって悠馬を誘った。
やはり何度見ても悠馬の顔は好みだった。

圭子が清一郎に犯されてる場面を見ながら、悠馬とセックスできたらなんて楽しいのだろうと妄想が止まらなかった。

しかし、悠馬に美玲の唯一の悩みである貧乳のことを指摘されて苛立ち始めた瞬間に清一郎が圭子を連れて部屋に入ってきた。
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