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ハンカチの君
第23章 結末
ボールペンを持つ手が震えた。
どうしたらいいのか、何故こんなことになったのか圭子には理解できなかった。

「あの…私まだ学生なので…。」
「大学なら退学届を出しておいたからもう学生ではないよ。」
「退学届!?どうしてですか?」
「どうしてって、大学には悠馬君も美玲さんもいるだろう?何をされるかわからない場所に一人で行かせるのは心配だからだよ。
それに僕の奥さんは、働く必要がないからね。
僕がお金をたくさん持っているから。」
「あの…私…。」
「それに、ヘルスの仕事も辞めたし、学費払えないから仕方ないよね。…もしかして僕と結婚したくないの?その場合は君の両親にあげたお金を返してもらうことになるけど、良いかな?」

圭子に選ぶ権利は残されていなかった。
大学の学費も両親の借金も当然今の圭子では払えない。

大学に行けば悠馬や美玲がいる。
圭子だけでは自分を守れない。

圭子は震える手で清一郎の名前の横に自身の名前を書き込んだ。

圭子が書き終わるとすぐに清一郎は婚姻届を持って部屋から出て行った。

圭子が呆然としていると、清一郎はすぐに戻ってきた。
圭子の隣に座って額にキスをした。
「提出を頼んだから、今日から圭子は僕の奥さんだね。」
清一郎はそう言うと、圭子の膣に指を挿れた。
「んっ…。」

中にまだ残っていた白濁液を押し込むような手の動きに圭子は快楽とその果てに怯えた。

清一郎は圭子の耳たぶを軽く噛んだ。
「…大丈夫だよ。圭子が気にしているのは僕の見た目があまりにも醜悪だからだね。」
「あっ…。」
耳の穴に舌を差し込まれながらの囁きに中から白濁液と混ざった透明な液体が滲み出たのがわかった。

「僕と2人でこの家にずっと入ればいいよ。
そうすれば、周りの目なんか気にならないだろ。
君は僕のチンコが好きだろう?」
清一郎はそう言うと圭子の手を掴んで自身の肉棒を触らせた。

「んっ。」
圭子は清一郎の肉棒の熱さに熱に浮かされたように清一郎を押し倒した。

清一郎の肉棒を自身の股の間に当てて、擦り付ける。
ヘルスで働いていた時と違うのは、その後にゆっくりと腰を下ろして清一郎のモノを受け入れることだ。

「あっ、、んっ、、はぁ〜。」
先ほども出したのに清一郎の肉棒は恐ろしいほど熱を失わなかった。

圭子は清一郎の上で腰を振って踊った。
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