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ハンカチの君
第6章 山本美智子の場合
今日は膣にバイブを入れられて、管理人室でアパートの住人の相手をさせられた。
快楽に耐えられなくなり、入れて欲しくなってお願いすると、管理人室にあるカーテンを挟んで悠馬が肉棒を入れてきた。

圭子はやっと訪れた快感の渦に飲み込まれそうになっていた時に、目の前に圭子の姿が見えた。

圭子は悠馬に呼び出されたが、連絡がつかないようなそぶりをしていた。
すると悠馬は美智子に耳打ちをした。
圭子に言えという意味だとすぐに理解した。

「あら、悠馬くんの、彼女さん、、悠馬くんなら、出かけたわよ。出直した方が、いいわ。」
美智子は、自身の中に動く肉棒を意識しながら、勤めて冷静にゆっくりと話しかけた。
圭子は美智子を見たが、その表情からは何を思っているのか分からなかった。

「…そうですか。なら、出直します。わざわざありがとうございます。」
圭子が微笑んだのに美智子は安心した。
しかし、ここで話さなくなるのは不自然なので、言葉を続けた。

「ええ、悠馬くんに会ったら、伝えておくわ。」
「お願いします。」
圭子は美智子に頭を下げるとその場を後にした。
美智子は、ほっと息をつくとカーテン越しに悠馬を見た。

「んっ、意地悪ね、、圭子さんを呼び出したのは、私に意地悪するため?ああっ!!」
「んっ、だって、あいつ何回セックスしても全然濡れない不感症なんだぜ。それなら、美智子さんとやってた方が楽しいじゃん。」
悠馬はそう言って律動を早めて、コンドームに自身の欲望を吐き出した。

悠馬が自分本位なセックスしかしないから、圭子は濡れないのだろうと、美智子はぼんやりと思った。
美智子が気持ちよくなれるのは背徳感とスリルからだった。
旦那と行為をしたのは随分前だったが、もっと愛のある美智子の体の1つ1つを確かめるような動きで、心も体も満たされたのは覚えていた。

美智子はその時、このまま悠馬と関係を続けることが急に恐ろしくなった。

この背徳感が気持ち良かった。
でも、これがもし誰かにバレたら?

悠馬のプレイは旦那とは味わえないものばかりで楽しかった。
でも、今日たまたま圭子にバレなかったけど、もしバレて圭子が旦那に伝えられたら?
そう考えると冷たい汗が流れて、慌てて衣服を整えた。
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