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もしも勇者がラスボスと子作りをしてしまったら。
第1章 いきなりラストシーンです。
コルサ・ディオーラ。

この名前を聞いて、この世界で震え上らない者はいない。

それが私の力。

名前だけでも人々の心を恐怖に染めて、支配できる力を持つ絶大な存在。

幾多の愚かな人間たちが、この私の命を狩ろうと挑んできたが、触れることができた者はおろか、この城に辿りついた者さえいなかった。

世界中に存在する私の手下たちが、それを阻止してきたからだ。

弱いゴブリン一匹に殺されるような人間が、未来永劫、私を倒すことはできない。

そう、思っていた。

ごふっと咳き込んだと同時に、赤々しい液体が口から飛び散る。

右手に握っている剣が重たくて、思わずその場にひざまずく。

刃先を地面に突き立てて、何とか上半身だけでも支えると、鈍い色をして光った剣先に自分の顔が映る。

金色に輝いていたはずの髪はひどく汚れていて、同じように、一見すると少女のような顔にも見える自分の肌には血がべったりとこべりついていた。
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