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第1章 飼い殺しの犬

性行為の最中に、キングが置いていったクスリを打たれた。


薬漬けのセックスは……怖い程に蕩けて……全てから解放され、確実に現実逃避してくれた。


幹部候補の誰かが持ってきていたという手錠を二つ見つけ、手足を拘束された。
逃げられないようにと、鎖で繋いで。


飼い殺しの犬。
対等ではないという証。
喉の潤いと腹を満たすものは、先輩のザーメン。