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NAKED
第78章 夏の鰻
○雄はニスの剥げた格子戸をガラガラと引く。
あちらへ……と、素っ気無く相席テーブルへ、目配せだけで案内される。

特に品書きは何も見ない。

「特の重、ひとつ」
「あいよ」

年季の入った爺が給仕している。無駄な動きはしない。ほうじ茶を置くと、さっさと板場へ注文を回す。

盛夏に熱いほうじ茶を啜り、薄いクーラーの感じしかしない店内の室温を確かめなおす。
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