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第4章 レクチャー

　ここまでが院のスタンダードなスタイルと思って間違いない。
問題はその先だ。

　更に延長料金を払って本番行為を希望する患者がいる。
蛇の生殺し状態で終わっているわけだから、女は最後の絶頂の瞬間を迎えたいのは当然だ。

　推測だが若いスタッフは求めに応じ最後までヤッテル奴もかなりいるだろう。
ここは個人の意見が分かれるところだが、焦らして焦らして、何度も院に通わすという方法もある。
　
　キャバ嬢が使う常套手段だ。
客が焦れて離れそうになった時、繋ぎ止める為、１度させるか、そのまま客を切るかは考え方の違いが出るのは仕方が無い。
ただ１度ヤラせれば客は当然のように次も期待する。
ヤラせなければ、もうその客はこない。
つまり１度ヤッたら客が飽きるまでヤリ続けるしかない。
若いうちは、それも平気かもしれないが、３０歳過ぎたスタッフはキツくなってくる。