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ぬるぬるマッサージどうでしょう
第7章 ルミ
マンションの前で解散という事になり、武藤は駅とは違う方向へ歩いて行った。
そしてその後を、当たり前のように武藤のマッサージパートナーだった、髪の長い細身の女がついてゆく。
残された俺とパートナーも駅に向かう事となった。
「小橋さん、お小遣い、ありがとう。」
「ああ、武藤さんから渡してくれたやつ、少なくてゴメンね。
結構ハードな労働させちゃったね」
「ううん。短い時間で、あんなに貰ってこっちが申し訳ないぐらい。
それより、小橋さん、客にどうしてもやりたいマッサージがあったんだけど、武藤さんには、あまりやらない方がいい、って言われてたじゃない?
そんなにやりたいマッサージだったの?」
「そうだね。俺はそれが一番の腕の見せ所と張り切っていたんだが、武藤さんにはダメ出し貰っちゃったね。
でも今日、武藤さんの話を聞いて目がさめたよ。
やっぱりビジネスに徹するなら、武藤さんのやり方じゃなきゃ駄目だってね。
だから俺の最終マッサージは当分、封印さ」
「でもそれは仕事上の事でしょ?
プライベートなら封印する必要なんかないでしょ?」
「えっ、どういう意味?
プライベートならって?」
そしてその後を、当たり前のように武藤のマッサージパートナーだった、髪の長い細身の女がついてゆく。
残された俺とパートナーも駅に向かう事となった。
「小橋さん、お小遣い、ありがとう。」
「ああ、武藤さんから渡してくれたやつ、少なくてゴメンね。
結構ハードな労働させちゃったね」
「ううん。短い時間で、あんなに貰ってこっちが申し訳ないぐらい。
それより、小橋さん、客にどうしてもやりたいマッサージがあったんだけど、武藤さんには、あまりやらない方がいい、って言われてたじゃない?
そんなにやりたいマッサージだったの?」
「そうだね。俺はそれが一番の腕の見せ所と張り切っていたんだが、武藤さんにはダメ出し貰っちゃったね。
でも今日、武藤さんの話を聞いて目がさめたよ。
やっぱりビジネスに徹するなら、武藤さんのやり方じゃなきゃ駄目だってね。
だから俺の最終マッサージは当分、封印さ」
「でもそれは仕事上の事でしょ?
プライベートなら封印する必要なんかないでしょ?」
「えっ、どういう意味?
プライベートならって?」