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育児ママたちのひと夏のタ・イ・ケ・ン~元ギャルママと息子編
第1章 ちょっぴりあぶない土曜日の夜
「ひろゆき…お帰り~」
「あわわわ…」

ひろゆきは、アタシに急に背中を抱きしめられたので、ものすごくあわてた様子になっていました。

「かあさん!!かあさんやめてくれよ!!」
「ん~…ひろゆきぃ…けいこ、ひろゆきに会えたからものすごくうれしいもん…」
「やめてくれよ…オレ恥ずかしいのだよ!!」

ひろゆきがものすごく恥ずかしがっていたので、アタシはひろゆきの背中からいったん離れました。

それから2人は、しばらくの間離れて歩いていました。

アタシの気持ちは『ひろゆきとおててをつなぎたい』と思っていたので、ものすごく切ない気持ちに襲われていました。

クスン…

けいこ…

せつないの…

けいこは…

ひろゆきのことが大好きなの…

ダンナは海外単身赴任中で、遠く離れているから…

けいこ…

さみしいもん…

たまにダンナが家に帰って来ても…

晩ごはんを食べてゴロねしてテレビをみているだけ…

エッチもへたっぴだしぃ…

したとしても、けいこを無理やり倒して…

平手打ちで顔を叩いて、ブラウスを無理やり破いて、スカートをくしゃくしゃにして…

そのあとは…

右のくびすじをガブッとかみついてそれでおしまい…

あとは…

くびすじにかみついたままグーグーと寝てしまう…

だからダンナはつまんないの…

けいこ…

18の時におなかをいためてひろゆきを産んで、ひろゆきを大きく育ててきた…

いつごろからだったのかおぼえていないのだけど…

ひろゆきが高2になった頃から…

ひろゆきのことをカレシとしてみるようになった…

けいこは…

ひろゆきに…

恋をしていた…

好き…

好きなの…

けいこは…

ひろゆきのことが…

好きなの…

ねえひろゆき…

ひろゆきは…

けいこのこと…

好きなの?

もしかしたら…

好きなカノジョができたのかしら…

けいこ…

気になるの…

ものすごく気になるの…

アタシの気持ちは、ひろゆきへの想いがさらに高まっていたので、どうしようもなくなっていました。

ところ変わりまして、小泉の国道の交差点付近にあるマクドの店内にて…

アタシとひろゆきは、ビッグマックのセットを注文して、ランチを摂っていました。

アタシがニヤニヤとした表情でひろゆきをながめていたので、ひろゆきはものすごく恥ずかしい表情で言いました。
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