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裏切りの幼なじみ
第2章 癒しのおっぱい先輩

「誰かが住んでる部屋みたいだ」
「うん。実際にこのフロア一面は生活環境が整っているわ。泊まりで働く職員さんがたまに使うみたい」
葉子の話では、このビル全体が東美学園の関連グループの所有で、本館の生徒や教職員達にとっては自分の庭みたいな場所らしい。
(こうして見せつけるわけか。本館の格の違いを。この女もやっぱり俺を見縊っているのか……)
「さあ、ソファに座って。あと、この自販機は無料だから好きなもの何でも飲んでね。とりあえずコーラでいい?」
また卑屈さが頭をもたげたところで葉子のウェットな声に呼び戻された。
「どうも……」
「ここ、静かで落ち着くでしょ? そういえばあなたの名前、まだ訊いてなかったわね」
「小塚隆志です。イラストレーション科の」
「イラストかぁ。いいなぁ、絵が上手な人って尊敬するわ。デザイン科でもファッションイラストを描くけど、わたし苦手で……どんなイラストを描いているの?」
いきなり懐に踏み込まれて、隆志は慌てた。
(持ち歩いているメモ帳を見せるわけにもいかないし……いや、見せたら面白いかも)
ジャケットの内ポケットから取り出したメモ帳を葉子に渡した。反応を見ようと思ったのだ。もし中のラフ画を見て拒絶を示せば、それは隆志自身への拒絶だ。
「まぁエッチ……いや、セクシーな絵がたくさん。ち、乳首やアソコの毛まで……」
「裸のモデルを描いているわけじゃないですよ。服の上からでも人体は骨組みから順に肉付けしていくんです。女体のシルエットが描けたら服を着せる」
「えぇ、そうよね。あぁ、勉強になるわ……あらぁっ、こ、こんな恰好までさせて」
「想像ですよ。普通に歩いている女性から色んなポーズを連想してクロッキーに起こします」
単なるスケベ心が高じて趣味で描いているに過ぎない絵だが、もっともらしい説明に本館の先輩女子が素直に感心している。
(葉子さんって、よく見ると、けっこうかわいい顔をしている。頬を赤らめて……でもホントに凄そうなのは、その下の……)
地味系美女の胸は、凄まじい膨らみと重量感だ。
「よかったら、先輩の身体を描かせてください。三分で終わります」
「わ、わたしの、カラダ、を?」
先手の口実を打った。あえて身体をと言ったのは立ち姿を見たいから。
「うん。実際にこのフロア一面は生活環境が整っているわ。泊まりで働く職員さんがたまに使うみたい」
葉子の話では、このビル全体が東美学園の関連グループの所有で、本館の生徒や教職員達にとっては自分の庭みたいな場所らしい。
(こうして見せつけるわけか。本館の格の違いを。この女もやっぱり俺を見縊っているのか……)
「さあ、ソファに座って。あと、この自販機は無料だから好きなもの何でも飲んでね。とりあえずコーラでいい?」
また卑屈さが頭をもたげたところで葉子のウェットな声に呼び戻された。
「どうも……」
「ここ、静かで落ち着くでしょ? そういえばあなたの名前、まだ訊いてなかったわね」
「小塚隆志です。イラストレーション科の」
「イラストかぁ。いいなぁ、絵が上手な人って尊敬するわ。デザイン科でもファッションイラストを描くけど、わたし苦手で……どんなイラストを描いているの?」
いきなり懐に踏み込まれて、隆志は慌てた。
(持ち歩いているメモ帳を見せるわけにもいかないし……いや、見せたら面白いかも)
ジャケットの内ポケットから取り出したメモ帳を葉子に渡した。反応を見ようと思ったのだ。もし中のラフ画を見て拒絶を示せば、それは隆志自身への拒絶だ。
「まぁエッチ……いや、セクシーな絵がたくさん。ち、乳首やアソコの毛まで……」
「裸のモデルを描いているわけじゃないですよ。服の上からでも人体は骨組みから順に肉付けしていくんです。女体のシルエットが描けたら服を着せる」
「えぇ、そうよね。あぁ、勉強になるわ……あらぁっ、こ、こんな恰好までさせて」
「想像ですよ。普通に歩いている女性から色んなポーズを連想してクロッキーに起こします」
単なるスケベ心が高じて趣味で描いているに過ぎない絵だが、もっともらしい説明に本館の先輩女子が素直に感心している。
(葉子さんって、よく見ると、けっこうかわいい顔をしている。頬を赤らめて……でもホントに凄そうなのは、その下の……)
地味系美女の胸は、凄まじい膨らみと重量感だ。
「よかったら、先輩の身体を描かせてください。三分で終わります」
「わ、わたしの、カラダ、を?」
先手の口実を打った。あえて身体をと言ったのは立ち姿を見たいから。

