この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
女子高の坂道日記2019Oct~
第296章 【08月18日(火)逆風あるいは雌伏のとき】
≪08月18日(火)≫


いやな夢を見ていた。
4:50のアラームで起きた。

白子猫だけが来た。

朝食は冷凍バナナ、カレーライス、食パン、厚揚げ。

6:00には白猫、銀子猫が来た。
アニメ「あの花」をダビングした。
高校演劇のストーリーみたいになってきたな。

8:25に家を出た。
図書館に7冊返し、理想の時刻(7:42)に来る路面電車に乗った。
▼▼▼▼▼
業務──

夢で見たままのミスをした。

オカルトと言われようと、予知夢は本当にあると思う。

かつて、自分や父親が起こす自損事故・物損事故は、本当にすべて夢で予知していた。

警告を受け入れた父が車の使用を見合わせると、親戚が自損事故を起こした。

どうだ、この的中率。
ノストラダムス顔負けだ。

こんな日は何をやっても裏目に出る──経験的に知っている。
逆風には逆らうまい。

鳥は向い風に飛び立つというが、
飛ばない、という選択肢があってもいいんじゃないか。

残業チームの機械オペレーターでも、ミスとトラブルが連発した。

逆風は一日続くものさ。
無駄なエネルギーを使うまい。雌伏だ。
▼▼▼▼▼
19時に帰路についた。

ゴミ整理のボランティアに逆風は吹かなかった。

先週は大事なトートバッグを紛失しそうになったよなぁ、と苦笑したのだった。

20:10に帰宅。

まずは、白猫が来た。
あとから白子猫と銀子猫が来た。

食パンとナポリタンで夕食。

なつかし笑点だけは視た。

いやなことを忘れるために時計職人をやった。

一人暮らしでよかった。

家族でもいたら、つい話してしまう。心配そうな顔をしてるから。

しかし、家族は話を聞くと、慰めるどころか、けなしまくるのだ。なんちゅう家族だ。

まさかと思うだろうが、事実だ。

話し相手がいないのは素敵なことだ。

時計を再生しても、家族がいたら、ゴミは所詮ゴミだと、けなされるだけだ。

ほら、上手に修理できた。

誉めてくれる人もいないが、
けなす人もいない。
────────
歩数計10456
────────
/371ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ