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彼の世界は官能で出来ている。
第10章 濡れる話のその後に…

どう――――…


「何も…知らないんです…」



思っていた言葉がポツリと口から出た。



「…百々子?」




「瑛斗さんの事…私は知らなすぎる…」




瑛斗は私の手を握り…「ん?」と顔を覗きこむ。



「それが――――…凄く寂しくて…どうして知らないんだろう…と、後悔したんです。

私は――――瑛斗さんを知りたい…どんな人で、どんな家族がいるのか、どんな事が好きで、どんな事に興味がって、どんな場所で癒されているのか…もっともっと…知りたい…」



「つまり――――…百々子?」



私は繋がれた手を自分の方から握り返した。





「多分――――…好き…なんだと…思います」



すると、瑛斗の顔がパッと明るくなり私を強く引き寄せ抱き締めた!



「よし!区役所は24時間だ!婚姻届を提出に行くぞ!」


「ちょっと待ったぁ!!そこまでの、好きじゃないから!」



「はああああああ!?百々子の好きは、何処くらいの好きなんだ!?」




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