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彼の世界は官能で出来ている。
第11章 初彼部屋の初体験

目が覚めると――――…


寝室のベットの中だった。




いつから…ベットにいたのか記憶が無いが――――…



寝息をたてて隣で寝ている瑛斗の満足そうな顔を見ると…


なんだか…ど~でもよくなった。



しかも、ベットも随分な乱れっぷりで、ここでも淫らに繋がったことが想像できた。



「///き…記憶が――――無いんだけど…///私って…そんなにエッチに積極的なタイプだったっけ?」



隣で寝ている瑛斗と少し距離を取り…背を向けて頭を抱える!



――――いやいや!



しかし、断片的ではあるが記憶の中の自分は瑛斗にしがみつき「もっと!ちょうだい!」と、ねだっていた!



――――えええ?私って…セックスに貪欲だったの?!知らなかった!



何をどう…交わったか記憶の断片的を整理したいが!気持ち良かった!が、記憶より先に自分を支配するのだ!



――――ヤバい…こんなセックスしたら…///知らなかった自分に戻れないじゃん!



パニックであるが…



気持ち良かった――――と、同じくらい…



幸せ



も、追いかけてる――――。





初めての騎乗位に…こんな気持ちがついてくるなんて…



私は再び瑛斗を振り返り…瞳を閉じた。




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