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さすがに無理やろ
第3章 峰不二子の攻撃
不思議に思った俺は
なんとなく
誰にも見られんよう
まるで悪いことでもしてるかのように
その付箋をこっそり覗き見た

するとそこには
『すみません
今日は予定が入ってしまいました
話はまた今度聞いて下さい
水本』
の、文字

あー…
さっきの微妙な顔は
そういう意味やったんか

まぁええよ
実は内心ホッとしてるし

えーっと
とりあえずこのメモの返事
せんとあかんよな?
と、俺はまた水本さんに視線を送り
『分かったで』と
頷いて見せようとすると
なんと水本さんは
安藤の方に視線を送っていた
そんでもってその視線は
安藤と絡み合ってるやんけ!!
え?何?
安藤出勤したから
俺との約束無しになったんか?
お前ら別れたんと違うんかい!

と、ツッコミを入れたい気持ちをグッと抑え
俺は席を立って後ろを振り向き
閉じられた窓から外を眺めた

落ち着け、俺
約束無しになって
とりあえず良かったやんけ

けど
どういうことなんや?
意味がわからん
安藤の帯状疱疹の理由も
今、二人の視線が絡み合ってる理由も…

そんなモヤモヤを抱えたまま定時を迎えると
安藤と水本さんは早々に退社し
そして俺は寂しく残業タイムを迎えた

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