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さすがに無理やろ
第4章 惹かれる理由

はぁ…


俺は店を出ると
小さな溜息をついた

せっかくええ店見つけたのになぁ
もう
来られへんやんか…

青山さんに
会えるかもしれへん
ホットスポットやのに

あー…
今日は青山さんを
隣の席に誘わへんかったら
よかったんかな…

俺はとぼとぼと
隣駅まで歩きながら帰り
青山さんのことばかり
考えていた

会社での
凛とした青山さん
居酒屋で見た
髪を下ろした青山さん
眼鏡を外した青山さん
少し焦った青山さん

それから俺
今日気づいたんやけど

ある日見た
疲れた様子で歩いていた
あのスーツの女は
青山さんや

どれも青山さんやけど
全てが別人のようで
どれがほんまの
青山さんなんや?
と、不思議に思う

どれもほんまの
青山さんなんやろうけど…


そんなことを考えながら部屋につくと
俺はすぐに冷蔵庫からビールを取り出し
殺風景な部屋で
喉を鳴らした

友里子が居ない寂しさを紛らわすために

青山さんが
帰ってしまって
シュンとした自分を
慰めるために
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