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お園さん
第4章 好きになったら、何をするの?
「いくら背伸びしたって、高校生のあなたには分らないのよ、大人のことは」
「何が分らないんだよ、大人のことって?」
「あら、知っているの?好きになった男と女がすることを」
「え、そ、それは…き、キスだろう?」
「キスの後は?」
「や、やるんだろう、あ、あれを……」
私はドギマギしていたが、お園さんは「へえ、知っているんだ、あれのことを」と小馬鹿にしたように笑い、「だったら、私にあれをしてよ」と挑発してきた。
後でお園さんが教えてくれたのだが、数日前から旦那といざこざがあり、ムシャクシャしていた、そこに現れた私は最高の獲物だったという訳だ。
カアーとなった私は「そ、そんなこと、簡単じゃないか……」と言ったものの、そんなことが出来る訳がない。
「どうしたのよ?私のことが好きなんでしょう」とにじり寄られ、「あ、いや……」と後退りしていると、お園さんがスーと唇を重ねてきた。
チュッ、チュッ……
初めてのキス。だが、余韻に浸ることは出来なかった。唇を離したお園さんが、「何にも知らないくせして」と、ズボンの上からだが、私のチンポを掴んできた。
「あっ……」
私はビックリして、固まってしまった。だが、これはほんの序の口に過ぎなかった。