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お園さん
第3章 些細な諍いから

だが、裏切られたと思い込んでいた私は、「男が来ていたじゃないか。見たんだよ、僕は」と余計なことを言ってしまった。すると、彼女の顔色がさぁーと変わった。そして、「な、何を言っているのよ」と聞き返す彼女の頬はピクピクと引き攣っていた。

(あ、いけない、これはまずい……)

私はそう感じたが、その場の勢いで「飯田さんはあんな男が好きなんですか。渋い男ですよね」と憎まれ口を叩いてしまった。その瞬間、パーン!と彼女の右手が私の頬を叩いていた。

「痛っ……」

私は頬を押さえていたが、「何だ?けんかか?」などと遠巻きにしながら、見つめる他人の視線に気がついたお園さんが「ちょっと来なさい」と私の腕を掴んで、家の中に引き込んだ。
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