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幼馴染と、そして先生と
第7章 憧れの先生
「有田君は、大学に進学希望なのかしら?」
「えっと、まだ決めていないっていうか。よくわからないんです」
「そう。お父さんの件があるから、まだ進路について考えられなくても仕方ないかもね。でも、少しずつ、将来について考えましょう。きっと、あなたのお父さんも天国で見守ってくれているはずだから」
「はい」
「でも、元気そうで安心したわ。生活の方は大丈夫なの? これから一人暮らしでしょう」
「そうなります。親戚の家は遠いですし。父が残してくれたマンションがありますから、やっていけそうです」
「それはよかったわ。正直不安だったの。学校に来てくれるかって」
「心配かけてすみません。でも大丈夫です」
 心配をかけまいと、和義はそう言った。
 そこで、ふと視線が美香子の脚に止まる。タイトスカートから覗く、ほっそりとした脚が悩ましい。見てはいけないと思いながらも、視線を釘付けにしてしまう。
 ペニスがビクビクと大きくなり始める。咄嗟に、和義は手で股間部分を覆った。すると、それを見ていた美香子が不審そうに告げる。
「どうかしたの、有田君?」
「い、いえ、何でもありません」
「お腹痛いの。なんかそわそわして様子がおかしいけれど」
「い、いや、そ、その……なんというか」
 もごもごとしていると、美香子はすっくと立ち上がり、和義の前までやって来た。そして、手をスッと伸ばし、額に当てた。
「熱はないみたいだけど」
 接近されて、和義は動揺してしまう。
 堪らなくいい香りがしてくるのだ。
「どうして下半身に手を当てているのかしら?」
 美香子はにっこりと笑みを零しながら、そのように尋ねた。
「え、っと、それは……」
「手をどけてみなさい」
「ちょっと待ってください」
「いいから……」
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