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第8章 先生のフェラチオ

「有田君のち×ぽ、ますます大きくなってきたわ」
「す、すみません。ただ興奮しちゃって……」
「うふふ。いいのよ。たっぷり興奮しなさい。そのためにやっているんだから」
「あ、ありがとうございます」
　美香子は肉胴をずっぽりと口腔内で包み込むと、その状態のまま、激しくペニスを上下に動かし始めた。にちゅにちゅと、軋むような淫音が鳴り響き、それが心地よく和義の耳に届く。既に、亀頭の先端からはカウパー腺液が滲み出し、トロトロになっている。憧れの美香子がフェラチオをしてくれる事実だけでも興奮するのに、今こうして美香子に触れている。それが堪らなく和義を興奮させていった。
（あぁ、気持ちよすぎて、何も考えられない……）
　頭が、徐々にふわふわとしてきて、ぼんやりとしてしまう。
　空中に浮遊しているかのような気分になり、気持ちよさのレベルも押し上がっていく。和義は、美香子の髪の毛を撫でながら、官能的な気分を味わっていた。このままこの時間が永遠に続いてくれればいい。ずっと、気持ちよくなっていられたら、どれだけ幸せであろうか。
　続けて、美香子はフェラチオをしながら、和義の陰嚢を揉み始めた。睾丸を丁寧に指で揉み解すと、堪らない快感が迸る。思わず、和義は歓喜の声を上げてしまう。
「おぉ、そ、それ、気持ちいいです」
　激しい悦楽が、ペニス全体に広がっていく。亀頭、肉胴、そして睾丸を同時に責められて、彼は快楽の濁流に流され始めていた。貪欲に気持ちよくなりたい。そんな思いが、身体中を支配していく。
「タマタマを弄られると気持ちいいでしょ。もっとしてあげましょうか？」
「は、はい。お願いします」
　睾丸を弄られると、ここまで気持ちよくなることを、和義は知らなかった。
　じわじわとペニス全体が熱を帯びたように、熱くなっていく。同時に、ペニスの芯に快感の爆弾が降り注いでいるかのようで、彼を満足させていった。