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第9章 先生の自宅で

　彼女も高鳴る興奮の中にいた。
　和義は、乳首を中心に責めていき、グッと顔を近づけた。
　そして、そのままカプリと乳首に吸い付いた。
　すると、美香子の身体がビクンと跳ねる。
「あぁあん。ち、乳首舐めないでぇ」
「どうしてですか、気持ちよくないですか？」
「気持ちよすぎておかしくなっちゃうの」
「気持ちよくなってください」
　コリコリと乳首を甘噛みする和義。
　美香子の身体からは、迸るような美臭が漂っている。こんな匂いを嗅いでしまうと、ますます興奮してしまうではないか。和義は、たっぷりと匂いを嗅いでいくと、そのまま乳首を弄り続け、美香子を気持ちよくさせていく。
　次第に、美香子もアクメを感じ始める。
　身体を小刻みに震わせて、官能的な声を上げる。
「あん。き、気持ちよくて、先生、もう限界かも……」
「このまま気持ちよくなってください」
　やがて、美香子はそのままぐったりとしてしまった。小さな絶頂を迎え、力が入らなくなってようである。
「先生、もしかしてイッたんですか？」
「先生に悪戯する子にはお仕置きが必要ね。後で覚悟しなさい」
　恥ずかしそうに、美香子は告げる。
　しかし、とろんとした表情で、それが情感を誘う。
「有田君。続きはベッドでしましょう。ここじゃ落ち着かないわ」
「わかりました。俺、早く先生と繋がりたい」
「ふふふ。有田君はホントにエッチなのね。先生びっくりしちゃったわ」
「先生が魅力的だからです」
「さぁ、お風呂に入って、ゆっくりしたら、ベッドに行きましょう」
　美香子はそう言うと、一旦浴室から出ていった。
　一人残された和義は、高鳴る期待感を胸に、湯船につかり、にっこりと微笑んだ――。