この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
微妙なお年頃
第3章 ああ、鋭き女子友よ

 家族は誰も気が付かない。顔つきが変わったこと、
少しぐらい気づくものじゃないかとコズエは期待したが、誰にも何も言われなかった。
体重なんて3キロも減ったのに。

 だが、主婦仲間はさすがに敏感だ。同年代のオンナの変化にはすかさず反応する。
「スポーツクラブに通ってもう半年以上?やっぱり変わるのねぇ、ほっそりしたもの」
ランチ仲間の香苗がのんびりとした声音で言うと、隣りに座る静子も口を開いた。
「ほんと、なんかしまった身体って若く見えるわよね。いいわよ、すごく!」
相変わらずブヨブヨとした体をくねらせる様は、中年女を大きくイメージづける。
 そんな2人に嘘くさい微笑みを返しながら、
「うん、半年過ぎたらますます身体が締まってきて、肌艶もお通じも良くなったわよ」
と背筋をピンと伸ばし胸を張って見せた。


/35ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ