この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋がしたいと言いながら
第6章 宅飲みデート
「結婚式の招待状ってこんな前に来るの?」
出したままにしていた封筒の消印を見て、優也くんが素っ頓狂な声を上げた。
「そうだよ。呼ぶ方も呼ばれる方も、いろいろ準備とかあるしね」
無邪気に「へぇー」と驚いている優也くんが可愛くて、背中からぎゅっと抱きしめる。
今夜は宅飲みなので、くっつきたいときにすぐくっつけるのが嬉しい。
彼はお腹が空いていたのか、ローテーブルに並べた肉野菜炒めや卵焼きをもりもり食べている。
夕方、優也くんからうちに来たいと連絡があってから、あるもので急いでつくったおつまみだ。
こういうこともあるから土曜日だって油断はできない。
「優也くん、おいしい?」
「うん、おいしい。こういう手料理、久しぶりだし、ほんとおいしいよ」
「良かった。たくさん食べてね」
やっぱり男の子のひとり暮らしだと、外食とかコンビニごはんがメインになってしまうんだろうか。
そんなことなら、私が毎日でもつくってあげたいくらいだ。優也くんのために、毎日、ずっと。
出したままにしていた封筒の消印を見て、優也くんが素っ頓狂な声を上げた。
「そうだよ。呼ぶ方も呼ばれる方も、いろいろ準備とかあるしね」
無邪気に「へぇー」と驚いている優也くんが可愛くて、背中からぎゅっと抱きしめる。
今夜は宅飲みなので、くっつきたいときにすぐくっつけるのが嬉しい。
彼はお腹が空いていたのか、ローテーブルに並べた肉野菜炒めや卵焼きをもりもり食べている。
夕方、優也くんからうちに来たいと連絡があってから、あるもので急いでつくったおつまみだ。
こういうこともあるから土曜日だって油断はできない。
「優也くん、おいしい?」
「うん、おいしい。こういう手料理、久しぶりだし、ほんとおいしいよ」
「良かった。たくさん食べてね」
やっぱり男の子のひとり暮らしだと、外食とかコンビニごはんがメインになってしまうんだろうか。
そんなことなら、私が毎日でもつくってあげたいくらいだ。優也くんのために、毎日、ずっと。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


