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中西教授の独白「忘れ得ぬ女たち」
第4章 好き者、佳山嘉子さん
こっちが攻めようとして、彼女の脚を大きく広げると、「あんさん、そないな、いや、堪忍して」、いやあ、あれはいいですよ、本当に京都弁の響きは。
この時も、裸になって、私が先に舐めようとしたら、「男はんはそないに焦ったらあかん。最初はうちがしてあげる」って、いきなり、ねっとりした唇でチンポを舐めてきました。
こっちは「おお、ええー」って感じですよ。
危うく逝きそうになったのを堪えましたが、挿入して、またびっくりです。膣が凄い。入れた時から襞がチンポにまとわりつく。
「ああ、ダメ……」
私が我慢するのを諦めた時、ギュッと締め付け、射精を止めてくれました。そして、ほっとして、腰を動かすと、むこうが「堪忍して、堪忍して」なんて。締め付けたり、緩めたり、自由自在。名器ですよね。
いい女ですが、茜さんと大きく違うのは、我が儘。やりたくなると、こっちの都合なんか関係ない。
「今夜、待っとるから」とメールが届いたら、必ず行かないと。
ある時、うっかりして行きませんでした。すると、翌日、研究室まで来て、「何で来ないん。うちんこと嫌いになったんか?」と教授の前で言われたことがありました。
「おい、中西くん、あの女性は誰だね?」
教授に嫌な顔をされました。
それで1年は頑張りましたが、本当に大変でした。その間に旦那が糖尿病が悪化して入院したのに、セックスは休まない。さすがに、家族から追い出されてしまい、私も解放されました。
あのまま続けてたら、体を壊す前に研究が疎かだと、助手を首になっていましたね。確実に。