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第10章 伝授

「なぁ、洋平。」

「ん？」

「俺達付き合う事になったわ。」

「へ？」

昼休み、俺達は屋上でご飯を食べまったりとしていた時、突然祐司が言い出した。

どうやら、桃花と付き合うようになったようだ。

いつのまに…

「なんか、気があうってか…なぁ」

「うん…」

うわぁ、なんか回りがピンク！

「おぅ、おめっと！」

「桃花、おめでとう」

「先に、悪いな」

「なに言ってんだ、桃花、大事にしろよ～」

「そうよ～♪でも、桃花いいなぁ」

やばい、望がこっちを見てるよ。

「おっ俺はダメだからな！」

「分かってるわよ。洋平ったら全然折れないんだもん。」

「俺のポリシーだ！」