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第14章 『Room』

「…洋平？」

呼びかけて見たが、返ってくるのはスゥスゥと寝息だけ。

私はそっと洋平に触れてみた。

「…」

何の反応もしない。

わたしは、そっとベッドに上がると洋平に股がった。

服のまま寝てしまった洋平の上着をそっとはぐる。

心臓がバクバクと小躍りを始めた。
凄まじいほどのたくましい肉体。

ああ、この腕であの日抱かれたのか…

思い出す度にアソコがジンワリと潤うのがわかる。