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宮島 洋平の休日
第2章 洋介と茜

廊下に出たはいいが、男二人下半身がヤバイ。

「…自分で何とかするしかないか…」

兄は部屋へ戻っていった。

が、何故か直ぐ出てきて何処かへ出かけていった。

あー、彼女か…
いいな…俺も欲しい。

肩を落とし、自室に戻る。

立ったまま下半身に目をやると、ヤツが反り立っている。
ズボンを下ろし、ヤツを開放する。

熱くたぎる其を握ると、先の方がヌルついている。

其を塗りたくるように、ゆっくりと上下に手を動かした。

快楽が身体を駆け抜ける。

「…はぁ」

思わず声がでた。

「洋平。」

いきなり声をかけられ、握ったまま振り返る。

「あ、姉貴?」

ふらつきながら、俺の元へやって来る。

俺はビビって後退り、ベッドに引っかかって仰向けに転んだ。

「のわっ!」

転んだ俺に、姉が覆い被さってきた。

「わたしにあんなことして…」

姉は、ギリッと睨むと下半身に手を伸ばした。

「くぅ…」

初めての他人の手。

恐怖と快楽が入り交じる興奮。
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