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第2章 洋介と茜

「洋平、ここだ。」

二本の指で姉の秘部を広げる。蜜がドロリと滴り堕ちていった。

「こうやって…指の腹をつかって擦り付けるような感じで…」

兄は、ぐぷっと指を姉の中に沈めると、ゆっくり捏ね回すように刷り上げた。

やってみろと言わんばかりに引き抜かれた兄の指に代わり、俺の指を沈める。

「ふぁぁ…ん…」

声を荒げる姉の口を兄の唇がふさいだ。
ねっとりと舌を絡ませ、唇に吸い付く様子がわかる。
俺は、混ぜるように捏ねるように、優しく時に力を込めて指を動かすと、柔らかい粘膜が指に絡み付き、波打っている。

「んん！はっ…ぅう…」

口づけの合間に姉が声をもらす度にキュウキュウと締め付けてきた。
中を探っていると、姉が強く反応する場所が有るのを発見した。
そこをしつこく刺激し、目の前でピクピクしている、真っ赤な突起をそっと吸ってみた。

「きゃあっ…ああああん！」

ビクン

腰を俺に押しつけるように跳ねさせ肩で息をしながら身体を震わせている。

兄は俺を伴い、ベッドから降りると姉の身体を閉じた。

「親父たちが帰ってくる。今日はここまでだな。」

時計を見て、姉に布団を被せると部屋を後にした。