この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
宮島 洋平の休日
第2章 洋介と茜
俺は、自室に籠り趣味の筋トレをしていた。
いつものようにたっぷり汗を流したあと、肉体を確認するようにパン1で姿見の前に立っていた。
「むっ、ちょっと痩せてきたな」
腹を撫でながら独り言を言ったとき、隣の部屋から高い声が聞こえた。
『はぁぁん…』
隣は、姉の部屋。
そして、毎週やってくる彼氏。
「また、彼氏きてんのか。」
別段気にせず、姉の喘ぎ声をBGMに体の確認作業に戻る。
『ふ…あぁ…』
だが、気にしないのは無理がある。此方はさくらんぼだ。
さらに言えば、姉の声がいつもよりハッキリ聞こえる。
俺は、ズボンを履いて何気に廊下に出てみた。
あ、出ば亀がいる。
姉の部屋のドアを少しあけ、兄が張り付いていた。
俺に気付いた兄は手招きをして、姉の部屋の中を指差す。
行って覗くと、丁度姉が絶頂を迎えたようだ。
ドアに背中を向けている状態で背中を弓なりに反らし、身体をビクつかせ後ろに倒れた。
「「……………」」
あれ、彼氏がいない………?
「見たわね。」
女とは思えない程、低い声で此方を睨む。
いつものようにたっぷり汗を流したあと、肉体を確認するようにパン1で姿見の前に立っていた。
「むっ、ちょっと痩せてきたな」
腹を撫でながら独り言を言ったとき、隣の部屋から高い声が聞こえた。
『はぁぁん…』
隣は、姉の部屋。
そして、毎週やってくる彼氏。
「また、彼氏きてんのか。」
別段気にせず、姉の喘ぎ声をBGMに体の確認作業に戻る。
『ふ…あぁ…』
だが、気にしないのは無理がある。此方はさくらんぼだ。
さらに言えば、姉の声がいつもよりハッキリ聞こえる。
俺は、ズボンを履いて何気に廊下に出てみた。
あ、出ば亀がいる。
姉の部屋のドアを少しあけ、兄が張り付いていた。
俺に気付いた兄は手招きをして、姉の部屋の中を指差す。
行って覗くと、丁度姉が絶頂を迎えたようだ。
ドアに背中を向けている状態で背中を弓なりに反らし、身体をビクつかせ後ろに倒れた。
「「……………」」
あれ、彼氏がいない………?
「見たわね。」
女とは思えない程、低い声で此方を睨む。