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宮島 洋平の休日
第4章 桜
「よぅ、洋介。」
部屋から出てきたのは、兄貴の友人の誠さんだ。
なんどか家にも遊びに来ていたので知っていた。
「洋平くん。久しぶり。」
俺に微笑んでくる。
優しい面持ちのイケメン。
眩しいな…
奥に進むと、リビングに3組の男女がいた。それと、千秋さん。
連れてこられた理由が分からず、頭に?マークを浮かべていると
「今日は時間が早いけど、揃ったみたいだし、そろそろやる?」
一人女性が言った。
彼女は桜さん。誠さんの彼女だ。
「まぁ、洋平くんは初めて見る顔もあるだろうから、先ずは自己紹介からだな。」
誠さんの言葉で自己紹介が始まる。