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第4章 桜

その後、じゃんけんで桜さんが勝った。

「じゃあ、宜しくね、洋平くん」

可愛らしい笑みを浮かべ、ソファへ俺を誘導する。

全員、始めるのかと思いきや、それぞれ交換した相手と共に座って見ている。

「え？」

「みんな見物するんだと。」

俺に交換相手を譲った兄が代表して言った。

「えー…マジか…」

ちょっと緊張するんだけどー

そんなことを考えていると、桜さんがキスをしてきた。