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第4章 桜

「ねぇ、良いでしょ？桜さん。」

そう言って、ネットリと下半身をまさぐる。
わざと敏感な所には触れずに。

「あぁ…いや…洋介く…早くっこっ…ち」

じりじりと触れて欲しそうに涎を秘口から垂れ流し、兄を急かす。

兄が近寄ると、貪り着くように兄のズボンを脱がし反りたつ男根を引っ張りだした。

「ご褒美。」

俺は、桜さんの蕾をカリカリと刺激してあげた。

「ひゃああぁぁん！」

ビクビクと身体を跳ね上げ、豪快に絶頂を迎える。

クタリとなる桜さんの胸を掴み、背中に舌を這わせる。

「ほら…兄貴にも…」

「うぁぁぁ…」

敏感になり過ぎているのか、少しの刺激にも大きく反応する。
桜さんは、兄の欲望を必死で貪る。

「く…桜…」

兄は桜さんの頭を抑え、余裕のない吐息を吐き出す。

周りでは、喘ぎ声が広がっていた。全員、目は此方に釘付けだがお互いのパートナーを刺激し始めていた。