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宮島 洋平の休日
第7章 望

そして、日曜日。

いつものでかいマンションにやって来た。

「こんちゃー。」

慣れた挨拶で兄と共に部屋へ入る。

「…………え?」

「え?宮島くん…?」

え?え?え?

プチパニックである。
なんと、金子望が居たのだ。

「いやいやいや…いやいやいや」

頭を振りながら後ずさる。

アイツ、ここで何するか分かってんの?

「あ…兄貴…。俺、今日は帰るわ。」

振り向いた俺の背中に何かがくっついた。

「やだー、洋平くん。今日は私の番じゃん!」

紫さ~ん!ちょっと、黙って!

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