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宮島 洋平の休日
第2章 洋介と茜
姉の顔がはっとする。

「洋平!助けなさいよ。」

「ダメだ。おい、茜。
こいつは教えれば凄いのに化けるぜ。
なんでも器用にこなす指先、長いのも武器だ。なぁ?」

わきわきと姉の前で指を動かす。姉の反撃を、説得という力で抑える兄。

囁くように耳元で言われ、俺を再びみる。

「やっ」

なにかを考えるように俺を見ていた姉の顔が歪む。
兄が乳房を持ち上げるように揉み上げたからだ。

「だから…教えてみようぜ。
修一要らなくなるかもよ…」

イタズラに笑いながら耳元で囁き続ける。
両手はぐにぐにと胸の形を変えていた。

「あ…いや…よ」

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