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宮島 洋平の休日
第7章 望

「お疲れさま。」

汗で額に張り付いた、髪を外すように撫でて金子に微笑む。

「…あ…え…?宮島くん…入れ…ないの?」

息を切らせながら、不思議そうに言う。

「初めては、好きな人に…ね」

俺は頷きながら、笑い金子の頭を撫でて身体を閉じ、毛布を被せた。

「……」

何か言いたそうだったが、俺は後ろを振り返る。

メンバーは、既に終了していて水分補給をしていた。

動けない金子に紫さんが近づく。


「洋平くん、凄いでしょう?良かったねぇ♪」

と、抱きついていた。

「洋平。よく、我慢した!」

兄はペットボトルを二本、投げて寄越した。

「ヤバかった…」

正直にいう。

当たり前だ。俺は思春期だっ!

「あら、じゃぁ、わたしが慰めてあげようか?」

可憐さんが俺の未だ治まらないソコを撫でて挑発する。

「い…いや、今日は遠慮します。」

手を外しながら、断る。

「えー、今日、洋平くんが回って来なかったから刺激が足りないのにー」

口を尖らせて、駄々を捏ねている。

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