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宮島 洋平の休日
第7章 望
――――
この日は、そこでお開きになり俺は金子と帰路につく。
なんか、気まずい…。
メンバーとは、殆ど日常で会わないが、金子はクラスメイト。
毎日、顔を会わせる。
明日から、どんな顔をすればいいのか…。
金子も気まずいのか、俯いて黙っている。
「あー、あれだ。
付き合うとかは、無理だけど…勉強…一緒にするか?」
「え?」
ばっと顔を上げる。
微笑んで頷くと、「うん」と嬉しそうに頷いた。
おおぅ、なんか、可愛い。
「おぅ」
そうして、金子を家まで送り自分の家に帰った。