この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
宮島 洋平の休日
第7章 望
「洋平くんが望ちゃんと付き合えば、来れるんじゃね?」
朋さん、なにいってるんですか。
「え?俺、まだ彼女作らないよ?」
「「「え?」」」
いやいやいや。なんで不思議そうにする。
「てか、彼女居たらここには来ないし…」
「えー」
「俺、彼女が他の人とやってんのきっと我慢出来ないよ。
そこまで大人じゃないし…彼女に他の女とやってんの見せるのも嫌だし。
それに受験だし、余裕ないよ」
俺は笑って言ったが、俺の言葉を聞いて、金子の顔が青くなっていった。
やっと、自分のやってしまったが失敗だったとわかったようだ。
「あぁ!だからか!」
正弘さんがポンッと手を叩いていう。
「だから、望ちゃんにキスも挿入もしなかったんだねぇ」
「あ」
言われて金子は気付いたようだが、正弘さん…なぜ知ってる。