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喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第13章 大人のオモチャ屋
取り出したのはタコ糸の束だ。
かがみこむと、香織のクリに糸を巻きつけていく。
ギュッとしっかり縛ると、その糸を伸ばす。
『あん、なにするんですかぁ?』
それには答えず、スカートの下を通すとブラウスのボタンを外しはじめる。
ポロリと香織の豊満な乳房が顔を出す。
ブラウスの裾の下から糸を通すと、今度はテンションをつけて乳首に縛りつける。
もう1本取り出すと、同じようにクリに縛ってから反対の乳首に括りつけた。
ブラウスのボタンを元に戻す。
「ほら、立ってスカートを自分で直しなさい。行くぞ」
香織が立とうとすると『あいたたたたぁー』
クリと乳首が、タコ糸で引っぱられて攣る。
立った状態で、ちょうど背筋を伸ばすと、糸がピンと張るように調整されていた。

省吾は、1階に下りる螺旋階段をさっさと下っていく。
香織はあとを追おうとするが、左足を降ろすと左乳首に強烈な痛みがきて
階段を下るたびに、交互に痛みが押し寄せてくる。
手すりにつかまりながら、おそるおそる足を伸ばすのだが、痛みに変わりはない。
踊り場で省吾が待っていた。もうこれ以上降りられない。
省吾に救いの手を差し出す。
省吾はその手をやさしく握ると、抱き寄せてくれるどころか
手を引っ張って一気に階段を下っていく。
『うぎゃ、ほげっ、キャン、あたたたた、』無理やり下まで降ろされてしまった。
フロントには受付中の宿泊客や、ロビーでくつろいでいる客も見える。
それらの視線が一斉に香織に集中する。
ヘンな声を出したことで、香織は急に恥ずかしくなる。
省吾はみんなの視線を遮るように、香織の横に立つ。
香織はやっぱりお兄さまは優しいところがあるな、と思ったのも束の間
省吾の手が、スカートの中に差し込まれていく。
身体で隠しているために、みんなの視線からは見えない。
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