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喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第14章 恥辱の受診
くまなく舐めまわされて、次第に妖しい気持ちになりはじめたところで
「よし、これできれいになったぞ。さてと、妊娠しているとわかれば
もう少し検査をしないと子供に影響が出るからね。
たとえば性病の検査とかは、定期的に行っているかな?」
香織は、不特定多数の男とエッチなんかしません と言いたかったが
先日も見知らぬ男のおチンチンを舐めたばかりだった。
口腔性交による感染の心配も、当然考えなければいけない。
子供ができたとなれば、なおさらだ。
『先生、お恥ずかしい話ですが、今まで一度も受診したことがないんです。
できれば一緒にお願いできませんか?』心底そう思うのだった。
「心配することは何もないからね。まずは検査のために粘膜をとろう」
そういうと、綿棒を持ち出してきた。

『ちょっと待ってください。その前にブラジャーとブラウスだけ返してください。
もう上は着ても大丈夫ですよね。スカート1枚じゃ恥ずかしすぎます』
検診台の上で、めくれあがってひも状になったスカート1枚の香織。
たしかにほぼ全裸に近い。こんな診察は通常ありえないわけだが・・・
看護師を帰したのは、このためだったのかもしれない。
「君はいちいち文句の多い患者さんだね。こんな患者は初めてだ。
私の診察に文句があるんなら、さっさと帰ってもらってもかまわないんだよ」
轟はまたも、脅しともとれる発言をする。
さらに
「君のところの食品パックね、入所者さんの評判がいいんだよ。
カロリー計算もちゃんと一人ごとに細かい配慮がされているし
なにより皆さんが美味しいって評判でね。
いずれ病院の食事も御社のものに切り替えてもいいと思っているんだがね」
仕事に絡めて香織を責めたてると、何も言い返せなくなってしまうのだ。
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