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喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第14章 恥辱の受診
考えてみれば、妊娠診断薬を使うだけなら
トイレに行って、用を足してくれば済む話だった。
尿道カテーテルまで使うことは、普通ではありえない。
香織はそういうものかと思って、羞恥に耐えている。
ようやく雫がポタリ、ポタリと落ちるようになると管を抜く。
「そろそろ結果が出るころじゃないかな?ちょうど1分経ったね」
轟が体温計に似た妊娠診断薬を香織に見せる。
小窓のようなマーカーが2つついており、両方の窓に青いラインが示されている。
『どうなってたら、妊娠なんですか?』表示を見ても意味がわからないらしい。
「楕円形の窓は、検査が正常だったことを表し、四角の窓に線がなければ
妊娠はしていない。つまりだ、香織さん、おめでとう。子供ができたね」
轟はうれしそうに答えるが、香織の思いは複雑だ。

相手が省吾であることは間違いない。いつも中出しされていた。
しかしまだ23歳、遊びたい盛りである。
ましてや省吾とは結婚しているわけでなく、結婚の約束すらしていない。
いくら姉の罪を意識していたからと言っても、子供を産むとなれば話は別だ。
省吾と奴隷契約を結んで、どんな理不尽なことにも耐えてきたが
自分は結婚を意識したことはないし、省吾とて同様だろう。
まずは省吾に報告して、今後のことを考えなければならない。
堕ろせといわれてら、次回からは避妊をしてもらおう。
そんなことぐらいしか思い浮かばなかった。
そんな事を考えていると、アソコに舌が這ってきた。

『えっ!先生、何をしてるんですかぁ~』
「いやね、探したんだけどティッシュが見当たらなくてね。
汚れたままじゃ可哀そうだから、こうして拭き取ってあげているんだよ」
そういいながら、尿道口に舌を差し入れていく。
『けっこうですぅ~、もう大丈夫ですからやめてください』
「いやいや、唾液はね。殺菌成分が含まれているんだよ。
ティッシュで拭くより、よほど衛生的だからね」
そういいながら、クリまで万遍なく舌を這わせていくのだった。
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