この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第10章 営業調教

訪問先の1軒目は、香織が何度か電話でやり取りをしていた老人介護施設だ。
おもに香織が、セットになった食事パックの優位性を説明して、省吾が補足する。
さすがに商売に差し支えるとあって、省吾はリモコンには手も触れない。
淡々と話が進んでいき、再訪の約束を取り付けることができた。
なかなかいい感触をつかんで、次の訪問先に向かう。
2軒目は省吾の、高校時代の同級生が経営している総合病院だ。
進学校ではあったが、お互いがワルで、よくツルんでは悪行を重ねた仲だ。
一人の女を巡って取り合いになったり、3Pしたこともある。
いまではまったく疎遠になってしまったが、顔を出せば思い出してくれるだろう。
「医療法人 縁舞会 轟総合病院」というのが正式名称だ。
手広く経営している中で、当然ディサービスや介護施設も手掛けている。
いきなり押しかけて、アポがとれるかどうかも分からないが
契約が取れれば、香織の営業成績にしてやろうと考えていた。
幸い午後は休診日で、轟院長は在院中だという。事務長の案内で院長室に案内された。
27年ぶりの再会である。中に入ると轟が満面の笑みで出迎えてくれる。
「いやぁー省吾!久しぶりだなぁ。元気でやってたか?」
握手で再会を喜び合う。昔話に花が咲き、香織はポツンと取り残されてしまう。
「で、こちらのお嬢さんは?」ようやく轟が気がついたように話を振ってくる。
省吾は来意の目的をかいつまんで話し、香織を紹介する。
香織は名刺を差し出すと、ひと通りの商品説明を詳しく話し出す。
おもに香織が、セットになった食事パックの優位性を説明して、省吾が補足する。
さすがに商売に差し支えるとあって、省吾はリモコンには手も触れない。
淡々と話が進んでいき、再訪の約束を取り付けることができた。
なかなかいい感触をつかんで、次の訪問先に向かう。
2軒目は省吾の、高校時代の同級生が経営している総合病院だ。
進学校ではあったが、お互いがワルで、よくツルんでは悪行を重ねた仲だ。
一人の女を巡って取り合いになったり、3Pしたこともある。
いまではまったく疎遠になってしまったが、顔を出せば思い出してくれるだろう。
「医療法人 縁舞会 轟総合病院」というのが正式名称だ。
手広く経営している中で、当然ディサービスや介護施設も手掛けている。
いきなり押しかけて、アポがとれるかどうかも分からないが
契約が取れれば、香織の営業成績にしてやろうと考えていた。
幸い午後は休診日で、轟院長は在院中だという。事務長の案内で院長室に案内された。
27年ぶりの再会である。中に入ると轟が満面の笑みで出迎えてくれる。
「いやぁー省吾!久しぶりだなぁ。元気でやってたか?」
握手で再会を喜び合う。昔話に花が咲き、香織はポツンと取り残されてしまう。
「で、こちらのお嬢さんは?」ようやく轟が気がついたように話を振ってくる。
省吾は来意の目的をかいつまんで話し、香織を紹介する。
香織は名刺を差し出すと、ひと通りの商品説明を詳しく話し出す。

