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1991〜バブルが生んだ甘えん棒、女海原をイク!
第9章 恵美
恵美は処女だった。
ハタチで初体験も、今時の女性にしては珍しい。ブサイクというわけではないが、身持ちの硬い女だったのだろう。
いよいよ挿入となるのだが、女の小刻みな身体の震えは止まらない。
落ち着かせるまで、聡太は優しく身体へ触れていた。
勤務していた保険代理店が、勧誘方法に問題があるとの事で、親元の保険会社から取引停止処分となった。確かに強引な保険契約もあったと思う。
全社員を本社に集めて、社員説明会が開かれた。
「聡太さん。これから私達どうなっちゃうんだろう?」
聡太が新人研修をしたひろみと会った。今は、別の営業所で勤務している。彼女とは研修終了後、数回ひろみのアパートでSEXしたが、久しぶりの再会であった。
女の花弁から放たれる、若草の香りを思い出す。
「誠に残念ですが、債権者がこれから押し寄せて来ると思います。本日付けをもって、当社は解散する事となりました」
ハンドマイクを握った重役が、会社の倒産を告げる。場内は静まり返っていた。
項垂れた社員達は、ほとんど無言で本社ビルを出る。
会社への忠誠心も無ければ、ライフプランも無い聡太は、なんとかなるさと思った。失うモノがない人間は、とにかく強い。
ひろみとは、それ切り会えなくなった。
輝子、珠珠とも別れ、一人暮らしを始めた弥生のアパートに、住む場所のない聡太は居候する事になる。
まっとうな道を歩むかと思いきや、聡太が選んだ次の仕事は、美容系のキャッチ販売員だった。女との出会い確率が上がる。それが、この仕事を選んだ理由だ。
イケメンが多い若い社員の中で、年長の分類に入る聡太は浮いていた。
固定給が出たのは最初だけ。数ヶ月で資金の尽きた聡太は、会社からバンスを受け、なんとか食いつないでいた。弥生に渡す生活費もままならない状態である。
「土屋さ、お前のセールスは相手の気持ちを考えて無いんだよ」
営業マネージャーが、要領も悪く、キャンセル率の高い聡太にアドバイスしてくれた。
「いいか?俺たちの商品は、お客を幸福にするんだ。こんないいモノを、まだ知らない気の毒な女の子達に、俺たちが教えてやるんだ。もっと君は綺麗になれるんだよ!ってね」
ハタチで初体験も、今時の女性にしては珍しい。ブサイクというわけではないが、身持ちの硬い女だったのだろう。
いよいよ挿入となるのだが、女の小刻みな身体の震えは止まらない。
落ち着かせるまで、聡太は優しく身体へ触れていた。
勤務していた保険代理店が、勧誘方法に問題があるとの事で、親元の保険会社から取引停止処分となった。確かに強引な保険契約もあったと思う。
全社員を本社に集めて、社員説明会が開かれた。
「聡太さん。これから私達どうなっちゃうんだろう?」
聡太が新人研修をしたひろみと会った。今は、別の営業所で勤務している。彼女とは研修終了後、数回ひろみのアパートでSEXしたが、久しぶりの再会であった。
女の花弁から放たれる、若草の香りを思い出す。
「誠に残念ですが、債権者がこれから押し寄せて来ると思います。本日付けをもって、当社は解散する事となりました」
ハンドマイクを握った重役が、会社の倒産を告げる。場内は静まり返っていた。
項垂れた社員達は、ほとんど無言で本社ビルを出る。
会社への忠誠心も無ければ、ライフプランも無い聡太は、なんとかなるさと思った。失うモノがない人間は、とにかく強い。
ひろみとは、それ切り会えなくなった。
輝子、珠珠とも別れ、一人暮らしを始めた弥生のアパートに、住む場所のない聡太は居候する事になる。
まっとうな道を歩むかと思いきや、聡太が選んだ次の仕事は、美容系のキャッチ販売員だった。女との出会い確率が上がる。それが、この仕事を選んだ理由だ。
イケメンが多い若い社員の中で、年長の分類に入る聡太は浮いていた。
固定給が出たのは最初だけ。数ヶ月で資金の尽きた聡太は、会社からバンスを受け、なんとか食いつないでいた。弥生に渡す生活費もままならない状態である。
「土屋さ、お前のセールスは相手の気持ちを考えて無いんだよ」
営業マネージャーが、要領も悪く、キャンセル率の高い聡太にアドバイスしてくれた。
「いいか?俺たちの商品は、お客を幸福にするんだ。こんないいモノを、まだ知らない気の毒な女の子達に、俺たちが教えてやるんだ。もっと君は綺麗になれるんだよ!ってね」