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第10章 グラマーな友人。そしてトリプルブッキングへ

「三枝のもしてあげるよ。上になって」
女は反対方向を向き、頭をまたぐと淫部を聡太の口元に寄せて来た。
枕を縦にして首の負担を減らした聡太は、ビラビラに目もくれず、いきなり肉豆を唇で挟む。舌の先っぽで側面に円を描き、口に含むと吸い出した。
「なにこれ！アッ、アッツ、アッ」
聡太の舌技は、経験を積み進化していた。縦横、上下、そして回転。
弥生と同棲時に購入した、大人的玩具のバイブ機能を研究し、鍛錬を重ねた集大成である。本当かね、しかし？

そのままシックスナインに移行せず、時間と体力の関係上、三枝を満足させ手抜きと思われないSEXが望ましい。
聡太はベッドに座ると、背を向けた女が聡太の足をまたぐ。
足を伸ばした男の膝上で両足を開いた三枝は、位置を確認しながら腰の上に座った。挿入しながらお互いの性器が密着していく。聡太は片方の膝を曲げて、女の股を開かせる。
これぞ大江戸四十八手、座位の型「乱れ牡丹」
「こういうのイイ。素敵」
三枝はお気に召した様だ。背中越しに、乳房をまさぐり、もう片方の手で肉豆を刺激する。
片足を浮かせた状態なので、女は自由に動けない。こちらは身体を密着させたまま、ベッドのスプリングで上下運動が可能である。1ラウンドを長持ちさせ、次の女に備える作戦だ。
相手の尻を後ろからホールドすると、竿を中心に肉筒内壁を刺激する。この時、膝を動かして女の股位置をコントロールすると、擦れる場所が微妙に変化するのだ。
「聡太ァぁ、ァアン、ァン、ァン」
通常、激しい接触を好む女の肉壺だが、密着度とあらゆる性感を刺激され、これが数十分に及ぶ事により、満足度を上げる事が可能である。
次に聡太の右手は、クリトリス及び内股、左手は右乳をまさぐりながら、左腕は左胸の乳首を責める。
舌技は相手の首筋を舐めた。
「聡太ァ、聡太ァ、アァン、アッ、アッ」
やがて、三枝は肉棒を抜かないまま、聡太の方へ身体を向ける。そのまま騎乗位のスタイルへ体位を変えた。
三枝は乱れた髪で、涎が付いた口で微笑んでいた。
「イッテね」
マウントを取られた聡太に、なす術もなく。ベッドを揺らしたローリングは、抜く間を与えず男を果てさせた。