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新・すべての生き物に愛を求めて
第4章 森の主
さてと、
森に出た私はまず、ミュゼに連絡をとった。



『ミュゼ。今、大丈夫ですか?』


『……はい。シェンごきげんよう。調子は良いようですね。』


『はい。何とかやっていけそうなきがしています。
ところで早速質問なのですが、私がドラゴンと子を成すと、やはり龍人の子がうまれるのですか?』


『えぇと、どちらかというと、どうにでもなるんです。』


ん?
と、返事を返しそびれていると


『シェンの体は自分の意思で何者にでもなれるように出来ています。それは体内だけに於いても言える話で、生まれてくる子供に合わせて精子を選べますし、どの 生き物にも対応したフェロモンを出すことも出来ますが、一つの種に特化したフェロモンも出せるはずです。』


『つまり、ドラゴンと交配したとして、ドラゴンが生まれる精子も出せるし、龍人になる精子も出せると言うことですね?』


『はい。その通りです。それに合わせて排卵を自由に操作出来るはずです。』


なるほど、確実に受精出来る状態を作れるというわけですね。

ふむ。

相変わらず生殖に関しては無敵ですね…
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