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い・と・こ☆とナイショ
第5章 学校…なんだけど
樹「流李…?」

え…

樹「流李…お前何で…泣いてる?」

流「べ、別に!」

グシグシと、涙を拭き取ると
樹己に向き直る。

流「ごめんなさい…私、」

樹「良い。分かってる。
…ゴメン。傷痛かったよな…」

そういって傷の上に貼られた
絆創膏を優しく擦ると
もう一度ゴメン。とだけ
呟くと樹己は保健室を出ていってしまった。

流「ふぅっ…グスッ…何で?
何でわたし泣いてるの?」

流李はそのまま授業に出ずに
保健室でなきあかした。

「目腫れちゃってるよ?」

?!
誰?
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