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第10章 理科　その１

４月も終わりが近づきます。

今日の４時間目は理科と淫交の合併授業です。

教えるのは鈴木先生と桃園先生。

理科の鈴木先生も保健の桃園先生も今日は白衣姿です。

「性器の構造と機能を知っておくのは、淫交コースの生徒にとって重要なことです。　セックス経験が豊富でも、けっこう無知な人が多く、トラブルの原因にもなります。　そこで今日と次回で、理科的な視点も交えて、性器の観察をしますね」
黒板の前で鈴木先生が言いました。

「今日の教材はおちんちんよ。　空太くん、前に出なさい」
桃園先生が空太くんを指名します。

「どうして僕がっ？！」
空太くんが驚きます。

「私の趣味よ。　可愛い男の子に恥ずかしいことさせるの、大好物なの」
声を弾ませる桃園先生。