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第22章 転コース

「そうなんですか･･･」
私は感心します。

淫交コースで人体のしくみについて勉強する…
妹尾くんが言うことにも一理あるような気がします。

「でも、僕は彼の言葉を信じてません。　淫交コースで学べる人体についての知識は、かなり偏っています。　それに、淫交コースでは大学受験に向けての指導は全くしません。　彼の将来にとって、かなり不利になるはずです」
鈴木先生は冷静です。


鈴木先生は言葉を続けます。
「彼と麻衣子ちゃんの間に恋愛感情はありませんか？　彼が麻衣子ちゃんを追って、淫交コースを志望したとか･･･」

「この前、妹尾くんに告白されました。　断りましたけど･･･」
私は正直に話します。